女優になりたいけど、どんなオーディションを受ければいいかわからない方も多いかと思います。
私も最初、芸能界を目指していた時はどうやって女優になればいいのかわかりませんでした。
今回は2024年最新の中学生におすすめの女優オーディションについて、10年以上芸能活動している私が徹底解説します。
女優になるためのオーディションの種類
これから女優になるためにはオーディションを受けなければなりませんが、女優になるためのオーディションにはどういったものがあるかご存じでしょうか?
大きく分けると、
- 芸能事務所に入るためのオーディション
- ドラマや映画など特定の役柄を募集しているオーディション
- ホリプロスカウトキャラバンや全日本国民的美少女コンテストのようなコンテスト系のオーディション
があります。
このうちまずオーディションとして受けるべきなのは、1つ目の芸能事務所に入るためのオーディションです。
なぜなら、女優として活動していくためにはまず芸能事務所に所属する必要があるからです。
芸能事務所に所属していなくても、女優として活動できないことはありませんが、大きなドラマや映画などの役はほとんどが芸能事務所に所属している人の中から選ばれます。
2つ目のオーディションのように、ドラマや映画など特定の役柄を募集しているオーディションというのは、基本的に芸能事務所に所属している人向けに開催されているものであり、芸能事務所に所属していない一般公募のものはほとんどありません。(あったとしても制作費をかけられない小さい作品のものばかりです)
また、3つ目のホリプロスカウトキャラバンや全日本国民的美少女コンテストのようなコンテスト系のオーディションというのは、そもそも主催している芸能事務所(ホリプロスカウトキャラバンであればホリプロ、全日本国民的美少女コンテストであればオスカープロモーション)が自分たちの新しい所属者を発掘するためのオーディションであるため、芸能事務所に入るためのオーディションということになります。
これについては合格すれば、芸能事務所に所属できる可能性があるため開催されていれば受けてみてもいいかと思いますが、倍率は何万人にも上るため、ほとんどの人は合格できません。
それであれば直接芸能事務所の所属オーディションを受けるべきでしょう。
よって、これから女優を目指していくためには、まず芸能事務所に入る必要があり、そのための一番の近道は芸能事務所に所属するためのオーディションをまずは受けていく、ということになります。
【2024年最新】中学生におすすめの女優オーディション
キャストパワーネクスト
キャストパワーは、大島さと子さんや遠野なぎこさん、黒田福美さんなど長く芸能界で活躍されている方が多数所属されています。
黒田福美さんは昔、金田一少年の事件簿に出演されていて個人的にとても好きな女優さんでした。
そのキャストパワーでは今、新しく所属する方を積極的に募集しています。
主にこれから芸能界を目指していく方向けのオーディションが多く、オーディション内容も自己PRとそれぞれのオーディションに対応した簡単な課題実技となっており、オーディション未経験の方にもとても参加しやすいものになっています。
年齢層が高く長く芸能界で活躍されている方が多い芸能事務所なので、これから芸能界を目指そうとしている方にはぜひおすすめです。
AVILLASTAGE(アヴィラステージ)
ここで私が今まで受けてきた芸能事務所のオーディションで一番良かったものを紹介します。
それは、アヴィラステージのオーディションです。
アヴィラステージは小倉優子さん、眞鍋かをりさん、重盛さと美さん、ミラクルひかるさん、クリス松村さんなど幅広く多くのモデルやタレントさんが活躍した大手の芸能事務所です。
私は過去にアヴィラステージのオーディションを受けたことがあります。
アヴィラステージが良かった理由としては、大手芸能事務所でありながら最近新人発掘に力を入れていて、所属できる可能性が高いということです。
芸能界で売れるためには大手の芸能事務所が重要であるというのはこのサイトでも散々お話ししています。
大手の芸能事務所というのは、人気が殺到しほとんどの人が所属できないのが現状です。
また私が過去にオーディションを受けた時は、5人くらいで1グループでオーディションを受ける形でした。
終始和やかな雰囲気で、簡単な自己紹介と特技などがあれば披露するくらいのオーディションでした。
またオーディション会場にクリス松村さんなどもいらっしゃって、色々な芸能界のお話を聞けたりもしました。
オーディション自体初めての人も多く、和やかな雰囲気で未経験でもとてもやりやすかったのを覚えています。
受けるだけでもとてもいい経験になったので、積極的に受けてみることをおすすめします。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、創業から40年続き長く日本の芸能界を引っ張ってきている有名な芸能事務所です。
月間平均出演数も1,500本以上と、業界との太いパイプがタレントの仕事につながっています。
所属タレントは、鈴木福さん(フジテレビ「一休さん」)、谷花音さん(テレビCM「キシリクリスタル」)、脇知弘さん(日本テレビ「ごくせん」熊井輝夫役)、小越勇輝さん(ミュージカル「テニスの王子様」越前リョーマ役)など多数。
鈴木福くんを中心に、芸能界で活躍している人が多数所属しています。
参加者はオーディション未経験の人も多いので、非常に受けやすいです。
芸能界を目指すのであれば、こちらも受けてみるべきオーディションの1つだと思います。
アデッソ
アデッソは、モデルを中心として俳優やタレントなど幅広いタレントが所属する芸能事務所です。
多彩なジャンルの仕事に対応できるよう、女性モデル部門、男性モデル部門、キッズモデル部門、芸能文化部、ミュージシャン/クリエーター等のセクションを有しています。
それぞれの部門には専任のマネージャーが在籍しており、オーディションの段階から一人一人の個性や特技を細かくチェックし、所属者の持ち味を活かせるようにマネージメントを行っています。
現在、積極的に所属者を募集しており様々なオーディションを開催しています。
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中学生のオーディション対策について
1次審査:書類審査
履歴書含め事務所に送るものの中ではまず写真が一番重要な要素にはなるので、写真は一番自分の魅力が伝わるものを撮りましょう。
履歴書に書く内容については、経歴などについては自分の学歴やこれまで芸能活動に関する仕事歴や活動歴があればそれらを書いてください。
ここでのコツは全てを書かず、アピールになりそうなものだけ書くということ。
言い換えると微妙な経歴は書かない方がいいです。
例えば、エキストラでの出演実績や「~コンテストベスト100」など。
これらは書いてしまうと逆にマイナスポイントになってしまう恐れがあります。
(〇〇コンテストで100までしか残れなかったのか、、、と)
それならば芸能活動は未経験です、と言ってしまった方がいいと思います。
(ただしこれはあくまで私個人の感想なので最終的な判断はご自身で)
2次審査:面接
自己PRと志望動機
自己PRについては自己紹介や特技などがあれば披露したりしましょう。
具体的には下記のような内容です。
①名前、年齢、出身地、どんなスポーツや習い事をやっていたか、など
②これまでの芸能活動歴、コンテスト受賞歴などあれば
③志望動機(なぜ芸能界を目指したか)、どんな方向性を目指しているか
④特技などあれば披露
大体こんな感じで行うのが一般的かと思います。
目立たなきゃいけない、と無理に何かをする必要もありません。
素の自分を出していくのが一番かと思います。
ただし自己PRを厚くするためなにか実績や受賞歴など(上記の②)を作っていくのは強みになると思います。
私の場合もこれがあったから結構有利になる場面が多かったです。
あまり深く考えすぎず、とりあえず色々とオーディションにチャレンジしてみましょう。
特技披露について
特技披露も何をやればいいのか、と色々悩みのタネになると思います。
しかし、特技についてもなければ無理にやる必要はありません。
印象に残る、という点ではプラスかもしれませんが、事務所側も別に特技がある人を取りたいわけではありませんし、特技が俳優・女優業などにプラスになるわけでもありません。
なにかを披露しなければ、と思って中途半端なことをやるくらいなら何もしないほうがいいと思います。
そのかわり特技ではありませんが身体を鍛えてそれを見せたりするのはありかもしれません。
3次審査:実技(演技審査)
実技審査では、女優や俳優の場合はセリフなどを渡され演技審査をやることが一般的です。
演技が得意な人は自信をもって思い切りやればいいと思いますが、下手な人が過剰にやろうとすると微妙な感じになるので、素でやればいいと思います。
というのも演技がうまくなければ絶対に受からないということはなく、ルックスやその他の個性など審査員の目にとまるところがあれば受かることはあります。
無理に自分を飾らないことが重要です。
中学生から女優になった有名人
広瀬すずさん
広瀬すずさんは中学生の頃から女優としての活動を始め、瞬く間にその才能が認められました。
広瀬さんが芸能界に入るきっかけとなったのは、姉の広瀬アリスさんの影響です。
アリスさんが芸能活動をしていたことがきっかけで、スカウトされ、広瀬すずさんも芸能界デビューを果たします。
広瀬すずさんが注目されるようになったのは、14歳の時、雑誌「Seventeen」のモデルとして活動を始めたことが大きな要因です。
さらに、同時期に出演したCMやドラマでの演技が話題となり、一気に人気女優への道を歩み始めました。
中学生ながらも初々しさと同時にプロフェッショナルな姿勢を見せ、視聴者や関係者から高い評価を受けることになります。
また、広瀬すずさんは若いながらも幅広い役柄に挑戦し、その度に違った一面を見せることで多くのファンを魅了しています。
これまでのキャリアで主演した映画やドラマは高評価を受け、その実力は年々成長しています。
一方で、彼女自身も「中学生の頃から始めた女優業はプレッシャーも大きかった」とインタビューで語っています。
若くして多忙な日々を送る中でも、努力を重ねた結果が現在の成功に繋がっているのです。
橋本環奈さん
橋本環奈さんは中学生時代に注目を集め、一気に国民的な人気を得た女優です。
彼女が有名になったきっかけは、福岡のローカルアイドルグループ「Rev. from DVL」のメンバーとして活動していた時に撮影された、一枚の写真でした。
この「奇跡の一枚」と呼ばれる写真がネット上で話題となり、瞬く間に全国的な注目を集めました。
当時、橋本さんはまだ中学3年生でしたが、その透明感あふれる美しさと明るい笑顔で一躍スターの座に駆け上がりました。
橋本さんはその後すぐにドラマや映画への出演が増え、アイドルから女優への転身を果たしました。
特に、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で主演を務めたことで、彼女の女優としての才能がさらに評価されました。
アイドル時代の彼女は、グループ活動を中心にしていましたが、女優としては感情豊かな演技力と幅広い役柄に挑戦する姿勢で、多くの視聴者の心を掴んでいます。
有村架純さん
有村架純さんは幼少期から女優を目指していたものの、本格的に芸能界を志したのは中学生の頃です。
彼女が女優への道を歩むきっかけとなったのは中学3年生のときに観た映画の影響でした。
その作品に感動し「自分もこんなふうに人に感動を与えられる女優になりたい」と強く思うようになりました。
その後、地元・兵庫県から東京に上京し、女優活動をスタートさせました。
有村さんは、最初は大きな役には恵まれず、端役やエキストラからのスタートでした。
しかし、彼女は一つ一つの役に真剣に向き合い、着実に経験を積んでいきました。
その努力が実を結び、2013年に出演したNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で注目を浴びるようになります。
この作品では、ヒロインの母親の若い頃を演じ、視聴者の心を掴む演技を披露しました。
これがきっかけとなり、彼女の名は広く知られるようになり、その後もドラマや映画に次々と出演していきます。
松井玲奈さん
松井玲奈さんは中学生の頃にアイドルグループSKE48のメンバーとして芸能界入りし、そこから女優としての道を歩み始めました。
彼女が芸能界を目指すきっかけは、小さい頃からテレビで観ていたアニメやドラマの世界に憧れを抱いていたことです。中学2年生のとき、SKE48のオーディションを受け、見事合格。
名古屋を拠点に活動するこのグループでアイドルとしてのキャリアをスタートさせました。
SKE48の活動を通じて、松井玲奈さんは多くのファンを獲得し、次第にテレビ番組や舞台への出演が増えていきました。
彼女はアイドルとしての歌やダンスだけでなく、演技にも強い興味を持ち、グループ在籍中から女優業に挑戦していました。
2015年にSKE48を卒業した後は、本格的に女優の道を歩み始め、数々の映画やドラマに出演しています。
杉咲花さん
杉咲花さんは中学生の頃から女優として活動を始め、その才能を早くから発揮してきました。
もともと彼女は子役としてCMやドラマに出演しており、若い頃から演技の世界に触れていました。
母親が元々音楽業界で活躍していた影響もあり、幼少期から芸能活動に関心を持ち、自然な流れで女優を志すようになったと言います。
杉咲花さんが広く注目されるようになったのは、2011年に出演した食品メーカーのCMです。
このCMでの印象的な演技が話題となり、一気に知名度を上げました。
そして、さらに彼女の実力が評価されるきっかけとなったのが、2016年に公開された映画『湯を沸かすほどの熱い愛』です。
この作品での杉咲さんは、主人公の娘役を演じ、感情を繊細に表現したその演技が高く評価され、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞しました。
女優オーディションは中学生のうちから積極的に受けよう
女優になるのであれば、早ければ早いほど有利です。
そしてオーディションはたくさん受けて損はないですし、受ければ受けるほど合格率は上がっていきます。
女優を目指すのであれば、すぐにでもオーディションをたくさん受けてみましょう。
大学生のときに大手芸能事務所の所属オーディションに合格し女優活動をスタート。 その後多くのドラマや映画、CMへ出演し今年で女優活動10年目を迎える。自分が女優を始めたときに知っておけば良かった事や女優として売れるために必要だと感じたことを全部書いていきます。